一般的に１０年を目安に塗装をする必要がある外壁。

「そうはいっても見た目はまだ綺麗だからまだやらなくて大丈夫かな」と

お考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし１０年を目安とするには理由があるのです。

今回はその事について詳しくご説明します。

外壁塗装を１０年目安にする理由

・一般的な塗料の耐用年数が10年前後である事

・シーリング材（防水性や気密性を保つために外壁や窓枠などの継ぎ目や隙間に充填する建材）の寿命が８～１０年である事

・外壁の劣化症状が出始め、劣化による二次被害も出やすくなる事

劣化が進むと・・・

・防水機能の低下・雨漏り

: 塗装が劣化すると防水効果が失われます。

雨水が外壁のひび割れや隙間から浸入してしまうと、建物内部の木材を腐食させます。雨漏りの原因にもなります。

・建物の耐久性の劣化

: 外壁材が紫外線や雨水の影響を受けやすくなり、劣化や腐食が進行します。

・シロアリ被害

： 内部に湿気が溜まるとシロアリが発生しやすくなり、建物の基礎部分を荒らされる恐れがあります。

しっかり塗装すると・・・

・美観を保てる上、資産価値の低下を防げる

： 将来的に家を売却せざるを得なくなった場合に評価額の低下を防ぐことができます。

・修繕費用の高額化を防げる

：構造的な劣化が進まないので、大規模修繕の必要がなくなります。

最後に・・・

いかがでしょうか？

以上の理由で１０年が目安とされているのです。

できればなるべく費用を抑え、建物の美観を保ちながら安心して暮らせると良いですよね。

とはいえ「１０年単位」はあくまで一般的な目安になりますので、まずは専門業者に相談して実際の建物の状態を見てもらう事をおすすめします。

お住まいに合わせた塗装時期を的確に判断する事が必要です。

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