【受付】10:00~18:00 【定休日】水曜日  メール・LINEは24時間受付中!

blog

【コラム】タスペーサーとは?屋根塗装において必要な理由・効果を詳しく解説!

  • 塗装についてのお役立ちコラム

【コラム】タスペーサーとは?屋根塗装において必要な理由・効果を詳しく解説!

千葉県市原市、埼玉県越谷市の屋根塗装・外壁塗装会社
"№1プレミアム無機塗料KFワールドセラ 認定施工店"日成建装です。
日成建装の渡辺です。こんにちは(●´ω`●)
家の塗装を検討している際、屋根塗装のお見積りや施工内容に”タスペーサー”という聞きなれない表記があるのを見たことありませんか?
タスペーサーと表記されても「これって必要?」「入れないとどうなるの?」と不安や疑問に思われる方も多いと思います。
そこで今回は”タスペーサー”の役割から必要性など詳しくお話していきます!
屋根塗装をする際に後悔しない為の大事なポイントなので、ぜひ最後までご覧いただければと思いますm(__)m

★タスペーサーとは?

タスペーサーは、主にスレート屋根を塗装する際に必須となる部材です。
スレート屋根を塗装する際、屋根材同士がくっつかないように隙間を作る為の小さなプラスチックの部材をタスペーサーと言います。
屋根は本来上から入った雨水が横や下から抜ける構造になっています。
しかし、塗装によって屋根材同士が密着してしまうと、雨水の逃げ道が塞がってしまい水が抜けず、内部に溜まってしまいます。
そのトラブルrの元にもなる密着を防ぐのが”タスペーサー”なのです。
◇縁切りとの違い
タスペーサーというものが出回る前、「縁切り」という工法で屋根材の隙間を作っていました。
「縁切り」は塗装後にカッターなどで屋根材を1枚ずつ切り離す工法です。
タスペーサーも縁切りも屋根材に隙間を作るといった点では同じですが、縁切りは…
・屋根材を割ってしまう
・塗膜を痛めてしまったり剥がしてしまったりすることがある
・職人の手間・時間がとてもかかる・均一な隙間を作るのが困難
といった問題がありました。
その点、タスペーサーは均一な隙間を作ることができ、屋根を傷つける心配もなく効率的な為、現在の屋根塗装では主にタスペーサーが使われています。
◇タスペーサーが不必要な屋根は?
主にタスペーサーを使うのはスレート屋根のみです。
スレート屋根以外(金属屋根・瓦屋根・アスファルトシングル屋根 等)の屋根材はタスペーサーを入れる必要はありません。
なので、塗装をお考えで「自分の家の屋根はなんだろう?」と思われてる方は一度、屋根の素材を確認してみるといいかもしれません!

★屋根塗装にタスペーサーが必要な理由

タスペーサーについてここまでお話してきましたが、いよいよここからは本題の”タスペーサーが必要な理由”についてお話していきます。
①雨水の通り道を確保する
屋根の基本構造では「雨水が抜ける設計」になっていますが、塗装をすると塗膜で屋根材同士が密着してしまいます。
そうなると水の抜ける部分が塞がれてしまっている為、内側に水が溜まってしまいます。
タスペーサーで隙間を作ることで、雨水の抜ける通り道が出来てスムーズに流れ出てくれます◎
②屋根材の浮き・割れ、そして雨漏りを防ぐ
雨水が出られず、屋根の内部で滞留してしまうと
・屋根材が内部から腐食してしまう
・季節や気温などの温度差によって膨張・収縮を繰り返し屋根材に負担がかかり割れてしまう
・屋根内部の下地の木材などを痛めてしまい、劣化して雨漏りを引き起こす
などのトラブルが起きかねません...!
塗装後、見た目は綺麗でも、構造を理解していない施工をされると後々問題が起きるため注意が必要です!
タスペーサーはこれらのトラブルを未然に防ぐための重要なアイテムなのです。

★タスペーサーを入れないとどうなる?

上記でも少し触れましたが、タスペーサーを入れず施工されてしまった場合、どんなトラブルが起きるのかをご紹介していきます。
①屋根材同士が密着して屋根内部に水が溜まる
上記で何度もお伝えしてきましたが、タスペーサーをいれないことによる一番のトラブルは屋根の内部に水が溜まってしまう事です。
塗膜が屋根材同士の隙間を塞いでしまい、雨水が抜けにくく(抜けなく)なってしまいます。
水は思った以上に少しの隙間から内部へと入り込んでしまうため、油断大敵なのです!
②内部腐食・雨漏り
屋根内部に水が溜まったままになってしまうと…
・野地板の腐食
・屋根材を留めている釘やビスの錆
・スレートの浮き・割れ
・雨漏りの発生
といった深刻なトラブルに繋がってしまいます。
トラブルが起きた際、塗装によるものだとなかなか思いつかない方もいるかと思いますが、実は「縁切り」をしていないことによって起きたトラブルであることが多いです。
③塗装後、数年で再塗装の可能性も…
タスペーサーを使用しないで施工されてしまった場合、早ければ2~3年で「屋根材が浮いている」「屋根材が割れている」などの問題が発生しているケースがあります。
屋根はなかなか目視で確認できる場所でな無い為、問題をそのまま見過ごしてしまい雨漏りなどの重大な問題になってから気づくことも…
再塗装や屋根工事ともなれば、再度足場を建てて、塗装や工事を行わなければいけない為、余計な費用がかかってしまうことになります。
お見積りを出された際に、スレート屋根の場合「タスペーサー」の表記があるか確認できると屋根塗装で失敗する可能性がかなり低くなるかと思います(^^)/

★タスペーサー施工の様子

↑弊社で使用しているタスペーサーです。
株式会社セイムのタスペーサー02を使用しています。
施工前
施工中
施工後

★タスペーサーでよくあるQ&A

Q:タスペーサーは何年くらい持つもの?
A:素材が樹脂のため、屋根の寿命とほぼ同じ耐久性があります。ですので一度入れてしまえば交換の必要はほぼ不要です。
Q:タスペーサーを入れることで屋根が浮いたりしないの?
A:正しく施工すれば屋根が浮くことはありません。ですが、劣化の激しい屋根に無理に入れてしまうと隙間が確保できずタスペーサーの機能を発揮できません。
Q:タスペーサーを入れる向きはあるの?
A:正しい向きがあります。誤った向きで入れてしまうと隙間が確保できずタスペーサーの機能を発揮しません。
Q:タスペーサー不要と言われたが信用していい?
A:以下の条件に合っていればタスペーサーが要らない場合もあります。
・スレート屋根以外
・新築から年数が浅い
・屋根材同士4mm以上の隙間がある
もし疑問に思われるようでしたら業者の方に写真付きで説明してもらうといいでしょう
Q:タスペーサーはどこに入れるの?
A:屋根材のスレートとスレートの重なり部分に差し込みます

★まとめ

ここまでタスペーサーについて長々とお話してきましたが、タスペーサーは屋根塗装の”見えない要”です
屋根塗装をした際、タスペーサーを入れても見た目には影響しません。
ですが、タスペーサーを入れることにより雨漏りを防ぎ、屋根材の寿命を延ばすためには欠かせない重要な役割を担っているのです。
屋根塗装を成功させるためには、表面の仕上がりだけでなく、見えない部分にどれだけ手間をかけているのかが大きく影響します。
日成建装でも現地調査・お見積り依頼無料で行っております。
気になることがありましたらぜひ日成建装へお問い合わせ、お待ちしております!
最後まで読んでいただき有難うございましたm(__)m

日成建装ではお客様のお住まいを綺麗に、そして長持ちする塗装のご提案をしてまいります。

また、ご予算に応じたご提案も行っております。

現地調査・お見積は完全無料。

塗装に関するお悩みがありましたらお気軽にお問い合わせください。

皆様のお問い合わせ、お待ちしております。


<ホームページからのお問い合わせ>トップページ下方、もしくは右上にあります青の二重線を押していただき一番下にありますお問い合わせから

お問い合わせフォームに必要事項をご記入の上、お問い合わせください。

(現場仕事も兼ねているので当日中のご返信は難しいかもしれませんが、出来る限り速やかに、必ずご対応させていただきます!)


<お電話でのお問い合わせ>通話料無料 0120-926-717 お客様相談ダイヤルまで

AIチャットで質問
AI
外壁塗装などのご相談を入力!
成田社長AIがお答えします
音声チャット
送信
AIチャットご利用ガイド
AIチャットご利用ガイド <
  • 施工件数や実績について教えてください。
  • どのような工事を行っているか教えてください。
  • ショールームではどんな体験ができますか?
  • おすすめの外壁塗料はどれですか?
  • マンション・アパートでも工事を依頼できますか?