【コラム】大規模修繕 爆裂補修とは?
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【コラム】大規模修繕 爆裂補修とは?
今日は大規模修繕で行われる爆裂補修について簡単にお話していきます☆
☆爆裂とは?☆
建物が古くなってくるとコンクリートの表面にひび割れが発生し、その発生したひび割れ部分からコンクリートの建物の内部にある鉄筋が経年劣化によって錆びて膨張し、コンクリートを内部から破壊してしまう現象を「爆裂」と言います。
☆爆裂してしまう主な原因☆
コンクリートはもともとアルカリ性ですが、建物が古くなってくるとコンクリートの表面にひび割れが発生し、その発生したひび割れ部分から二酸化炭素や塩分などがコンクリート内部に侵入することで、コンクリートの中性化が進んでしまい内部の鉄筋がどんどん酸化し錆と膨張が進行して、鉄筋周辺のコンクリートを押し出してしまい爆発したような状態になってしまうのがほとんどです。
また、日々の温度変化や湿度の変動により、膨張や収縮などを繰り返すことでひび割れが発生しやすくなり爆裂してしまったり、地震などの自然災害により爆裂を誘発されることもあります。
☆爆裂補修が必要な理由☆
爆裂を放置してしまうと建物全体の強度や耐久性が低下し、倒壊のリスクがとても高まります。
また、爆裂部分から水分が侵入してしまうため、雨漏りの原因にもなります。
そして何より建物の見た目を損ねてしまい建物自体の価値が下がってしまうため、なるべく早く信頼できる施工店などに点検してもらうことをお薦めします。
そしてここからは爆裂補修の工程を簡単にご説明します!
☆爆裂補修工程☆
①補修前にまず目視調査や打診調査を行います。
打診調査とは、コンクリート面を軽くたたいて音の違いで内部の状態を判断する調査です。
健全な部分は叩くと「カンカン」と高くて硬い音がしますが、浮きや剥離がある場合「ボコボコ」「ポコポコ」などと鈍くて籠った音がします。
その音の違いで内部の劣化を発見します。
②調査後は爆裂部分をハンマーや電動工具などでコンクリートを削り取り、腐食してしまっている鉄筋を露出させる斫り(はつり)を行います。
その後ケレンなどで鉄筋の錆を完全に取り除きます。
③露出させて錆を取り除いた鉄筋に錆止めを塗装して再発を防ぎます。
施工中
施工後
④削り取ってしまったコンクリート部分にモルタルなどで埋めて形を整えます。
施工中
完了
⑤モルタルで形を整えた後、塗装や防水などで仕上げて爆裂補修完了です。
模様付け
塗装 施工中
完了
長々と書いてしまい申し訳ありませんm(__)m
ですが、大規模修繕工事は適切な補修や塗装を行うことがとても重要です。
爆裂補修は建物の資産価値・安全性・耐久性を維持するための不可欠な補修なのです。
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